父母の法事

父の13回忌・母の3回忌があり実家に行ってきた。
法事は7日(日)だが、前日の6日に京都に住む妹夫婦の車に迎えに来てもらい、途中で買い物と食事を済ませ3時過ぎに実家に着いた。
法事の準備は妹が準備してくれていたので何も手伝う事がなく、妹の手料理の夕飯を囲み色んな話をしながら10時過ぎまでおしゃべりをした。
母が亡くなったのは2年前の9月21日で丸2年だが、3回忌との事、時の流れの速さを感じる。
母屋の奥の間は明日の法事の設えと掃除をすませていたので、夜は晩年父母が過ごした離れに泊まった。晩年の父母が過ごした部屋で今も父の趣味で集めた陶器類、母が趣味にしていた貼り絵等壁の額に掛かっていた、箪笥や母の鏡台等もあり、お茶を沸すだけの小さな台所の食器棚等もそのままになっていて、二人がその部屋に居ても不思議でない状態である。
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7日朝6時に起きお墓のお花を変えに出かける。
9時頃より、甥や姪家族や従兄弟たちが子供を連れて、従兄妹たちも来てくれて急ににぎやかになった。
11時にお坊さん2人が来て下さり法要が始まる。
法要が終わりお坊さんの記憶に残っている晩年の父母の話をして下さった。
お坊さんが一足先に帰えられお墓で待っていて下さった。
お墓の前でお経をあげて頂き小さな子供たちまで、作法に従い墓石の前で手を合わせ水をたむけた。
法要が終わり全員で予約していた料亭に移動し会食が始まる。
みんな車で来てくれているので、飲み物はノンアルコールで2時間ばかり食事をしながらの、従兄妹たちとの会話はそれどれの親世代はみんな亡くなってしまい、法事で甥や姪がお詣りするのは3回忌までとの決め事をしているので、遠く離れた「従兄妹たちに会うのはこれが最後かも知れないね」そんな話が出るほど私たちが高齢になってしまった。
食事を済ませ従兄妹たちはそれどれ帰宅したが、私たちは実家に戻り夕方に田舎を出て大阪を回ってもらって帰宅。
一つの忌を終え安堵と淋しさを感じたそんな心境の空には月が出ていた。

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今日(8日)はお天気が良かったが午前中は何もしないで過ごした。
午後市役所ロビーで開催中の秋の七草俳句入選展を見に行った。
入選句は7草それぞれ1句と七草展1句の計8句だが、さすが良い句だと思って鑑賞。

また、7時からの春日寄席で落語を楽しみに出かける
皆で笑うのは健康にいい事
今夜は仲秋の名月との事
落語会から帰ってベランダでしばらく見上げる