炎 アンサンデイ

午前PCC・途中で失礼し帰宅
11時に自宅に戻り「炎 アンサンデイ」を見るため兵庫県立芸術文化センターへ急ぐ。
物語は
現代のモントリオールから始まる。
ナワルという女性が亡くなり、ジャンヌとシモンという二人の子供たちに遺言が残される。
実は二人にはもうひとり兄弟がいて、行方の知れないその兄を見つけて、手紙を渡すこと。それから、やはり行方の知れない父親を見つけて、手紙を渡すこと。
 母親から愛された記憶のないジャンヌとシモンは当惑し、反発しながらも、この遺言のミッションを果たすべく、それぞれに母の故郷レバノンに旅立つ。
そこで二人は、死ぬまで母が語らなかった人生と、自分たちの出生の秘密を知ることになる。
舞台装置はなにもないが、置かれた数脚の椅子や大きく広げられた布、そして出演者たちの語る言葉で一瞬にしてそこは難民キャンプになり、戦火に焼き尽くされた街となり、あるいは地獄のような刑務所となり、戦争犯罪人を裁く裁判所となる。
レバノン生まれの劇作家ワジディ・ムワワドの作品を上村聡史が演出した舞台、今日が千秋楽で舞台が終わった後 上村聡史・麻美れい・中村彰男の舞台挨拶で今回のお芝居について30分ばかり話をされた。
14歳から65歳までの生涯を演じた麻美れい