GOEMON

大阪松竹座片岡愛之助が歌舞伎本興行としては初座頭の
「二月花形歌舞伎」夜の部の「GOEMON 石川五右衛門」を見る
大盗賊の石川五右衛門は実はスペイン人宣教師と石田局との間に生まれたハーフであり
五右衛門の恋人が歌舞伎を生んだ出雲の阿国というフィクション
舞台は電飾で十字架を作る構成でシンプルな背景
フラメンコとの融合の舞台で着物でフラメンコを踊る
ハシゴを使って2階客席に現れたり、宙乗りで3階席に消えたり
客席の間の通路を駆け回って大立ち回りとサービス満載。
舞台は弦楽器の生演奏で始まり、三味線とフラメンコギターの競演など
驚きが連続で迫力のある舞台だった。
昨年末から歌舞伎界の訃報が続いたが、若い人たちが、新しく元気な歌舞伎の魅力を発揮していると感じた